アイルトン・セナ 1993年モナコGP 優勝マシン 5億4700万円で落札
1993年のモナコGPでアイルトン・セナ選手がハンドルを握り優勝した生前最後のF1マシンのマクラーレン・コスワースフォードMP4 / 8Aがオークションに出品され、€4,197,500(5億3500万円)で落札されました。
このマシンはコスワースがチューンしたフォード製の3.5リッターV8エンジンが搭載されたF1マシンで、ライバルであったアラン・プロスト選手とミハエル・シューマッハ選手から優勝を勝ち取ったマシンです。
昨年の11月にミハエル・シューマッハ選手がハンドルを握り2001年のモナコGPで優勝したフェラーリのF1マシンが$7,500,000(9億8000万円)で落札され、今回のマクラーレンのF1マシンも高額で落札されることが予想されていて、最低入札価格は、€3,650,000(4億7700万円)からとなっていました。
今のF1マシンとは違い、当時のF1マシンはどのチームもタバコスポンサーがついていてそのタバコメーカーのカラーリングが多かった時代で、このマシンにもマルボロのカラーリングが施されています。
このマシンを落札したのは前F1のオーナーであったバーニー・クレストン氏でこのほかにもバーニーは歴史的なF1マシンを多く所有しています。
アストンマーティン ラゴンダ 2021年からEV SUV発売
アストンマーティンはEVラグジュアリーブランドとしてラゴンダの名前を復活させて新たなモデルを販売していくとジュネーブモーターショーで発表していましたが、今回正式に2021年からラゴンダブランドとしてアストンマーティンの上位ブランドの位置付けでEVのSUVモデルを発売することを発表しました。
ラゴンダのSUVモデルはEVとしてはテスラ モデルXのライバルとなり、高級ブランドとしてはベントレーやロールスロイスなどがライバルになる見込みですが、EVのSUVモデルはまだテスラ モデルX以外なく今後色々なメーカーが参戦してくるとみられています。そしてこのラゴンダのSUVモデルはヴィジョンコンセプトの大胆なデザインを引き継ぎ、ラゴンダとしての復活初のモデルになりこの後セダンなども計画している模様です。
また、ロールスロイスやベントレーもハイブリッドを導入することを発表しており、今後はEVにシフトしていきますが、アストンマーティンは一歩先にEV高級ブランドとしてラゴンダを2021年から立ち上げます。その際に新しい会社としてもラゴンダを設立する見込みです。
リスター 世界最速SUV
イギリスのリスターは新しいモデルである世界最速SUVの一部のイメージを後悔しました。リスターの広報が今回の報道や公開されたイメージを公式なものと認め、実写はまだプロトタイプの段階とのことですが、これから数週間のうちに全体を公開するとみられています。現在SUVの最速のモデルはランボルギーニ ウルスの305kmでこのトップスピードを超えるモデルになる見込みです。
具体的なスペック等はまだ発表されていませんが、イメージ画像からベースになったのはジャガー F-ペースでリスターは以前ジャガーF-タイプRをベースにしたチューニングカーのサンダーを発表した際、666馬力にまでパワーアップされたエンジンを搭載していましたので、今回のSUVモデルも同様に600馬力を超えると予想されています。また搭載されるエンジンはF-ペースSVRと同じ5リッターV8スーパーチャージャーエンジンになる見込みです。
またこの世界最速SUVモデルは22台の限定生産になり近日中にオーダー受付開始されます。
ロータス エスプリ 2020年復活へ
ロータスは2020年に自社のスポーツカーのエスプリを復活させると発表しました。ロータスは8年前に一度、エスプリコンセプトをモーターショーで発表していて、完成度の高さから当時はいつ市販されてもおかしくないデザインと言われていましたが、度重なるロータスの資金難のせいか生産に移ることはありませんでした。そして、経営難に苦しみ、中国の吉利汽車に買収され限定商法で近年業績を伸ばし復活の兆しを見せています。
ロータスはすでに吉利汽車の傘下にあるボルボと共通のプラットフォームをもつSUVを2022年以降発売する事を発表していますが、SUVの前にエスプリを復活させるようです。エスプリの立ち位置としてはロータスの最上位モデルになるようで、エヴォーラの上位モデルになる見込みです。
まだ詳細は発表されていませんが、2020年ということもあり電気自動車またはハイブリッドが濃厚とみられています。