starmover1’s diary

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リスターからストームの後継モデル登場

イギリスのケンブリッジを拠点とするリスターは、近年サーキット専用モデルによって車両生産に復帰していて、先日ジャガーF-タイプをベースにした最高速度335km/hを誇るロードゴーイングモデルであるサンダーを作り注目を集めました。そしてリスターのトップであるローレンス・ウィッタカー氏は、同社を象徴するモデルであるストームの名を持つハイパーカーの復活を計画していることを公表しました。

 

 

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2014年のリスター復活以来、ウィッタカー氏はパガーニやマクラーレン、ケーニグセグのようなハイパーカーを作り出そうという目標を掲げていて、その計画が前へと進みだしたようです。
新型サンダーの成功がリスターを元気づけていて、水曜の夜にはウィッタカー自身によって「リスターの未来…… ストームII」のコメントとともに、滑らかなボディを持つ2ドア・スポーツカーのスケッチがソーシャルメディアに投稿されました。以前リスターは1014馬力を発するジャガー由来のスーパーチャージャー付き7.8リッターV12エンジンを積んだニューモデルの開発に向け投資家を探していました。

 

このストームIIは、0-100km/hの加速は3秒以下、最高速度は402km/h以上が目標になるようで、ロードゴーイングモデルとサーキット専用モデルが計画されていますが、その生産台数は非常に限られたものになり、おそらく年産6台程度、価格は£2m(3億368万円)前後になるようです。

 

初代ストームは1990年代半ばに、現在のリスターの前身となる企業によって生産されたモデルで、ジャガー製の7.0リッターV12エンジンを搭載し、長きに渡って実際に販売された4シーターのグランドツアラーとしては最速のモデルとされてきました。
そして、そのレースカーバージョンは1995年から2005年にかけて耐久シリーズを戦い抜いています。