starmover1’s diary

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ブラバス チューニングカー

メルセデスベンツのチューナーとして有名なブラバスを創立し40年間率いて来たBodo Buschmann氏がこの世をさりました。Bodo Buschmann氏はこれまでにメルセデスベンツのモデル並びにスマートやマイバッハなどをチューニングし過激なチューニングをすることでも知られていました。

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これまでにBodo Buschmann氏が作り上げて来たチューニングカーの中から一味変わったユニークなチューニングカーを選んでみました。


1984 ブラバス 500 SEL

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70年代から80年代初頭までメルセデスにとってはスピードは代名詞ではなく、耐久性などでした。しかしBodo Buschmann氏はそんなメルセデスを変えようとしチューニングをし洗練させていきました。しかしBodo氏はメルセデスが持つ大きく豪華な車にそのままスピードを与えることを思いつき当時自身の愛車であった500 SELにチューニングし世に送り出しました。


1984 ブラバス 190E V8

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エンジンを取り替えブラバス風にチューニングした190E V8は今も受け継がれているホットロッドのような哲学の走りで、小さなボディの190Eのボディに280馬力を発生するSクラスのV8を搭載させ世の中にブラバスの名前を覚えてもらう一台となりました。


1988 ブラバス190E 3.6 S ライトウエイト

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190E 3.6 S ライトウエイトのコンセプトはいたってシンプルで小さなボディに大きなエンジンそして軽量化というものでした。元々このモデルは190Eに積まれていた2.6リッターのエンジンを3.6リッターのエンジンに積み替えたモデルで、同じモデルをAMGもチューニングしていますが、AMGは3.2リッターのエンジンに積み替えをしています。190E 3.6 S ライトウエイトは270馬力を発生し、0-100km/hの加速は6.3秒、284kmの最高速を記録したモデルです。


1996 ブラバス E V12

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ブラバスはEクラスに搭載されているエンジンであったV8のエンジンルームをみてV8以上のエンジンを搭載できると判断し、V12エンジンを搭載しました。しかしメルセデスのV12エンジンは6リッターでしたが、ブラバスはそれに満足せずに7.3リッターまで拡張したエンジンを搭載しました。この E V12は当時世界最速の4ドアセダンで、582馬力を発生し、0-100km/hの加速は4.4秒、最高速度は330kmでギネスレコードにも載った車です。この最高速度はランボルギーニ ディアブロやダッチ バイパーよりも早いものでした。


1998 ブラバス M V12

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E V12がギネスレコードに載って以来Bodo氏はより多くブラバスの名前を広めようと2年後に色々なモデルをチューニングしました。Eクラスステーションワゴンをチューニングし320kmのトップスピードを記録しましたが、それに満足せずにまたV12エンジンを搭載したモデルの作成に取りかかりました。当時最新だったSUVのMモデルにV12エンジンを搭載させ当時世界最速の260kmを記録したモデルを生み出しました。


ブラバス スマート

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このブラバス スマートはブラバスとして初めてメルセデスベンツのラインナップに載ったモデルで1999年から継続してチューニングを施されています。当時ブラバスはスマートの小さな車体に69馬力のパワーwぱ耐えたことでも話題を呼びました。


ブラバス ブラック バロン

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ブラック バロンはV12エンジンを搭載したEクラスセダンの後輪を半分覆ったモデルで、800馬力を発生させる6リッターV12ツインターンターボエンジンは最高速を350kmに抑えられていましたが、リミッターを外した場合370kmまで伸びるモンスターマシンで10台のみ作られました。


ブラバス G63 6x6
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ブラバスはAMGが手がけたG63 6x6にも手を加えました。5.5リッターのV8ツインターボエンジンの構造はそのままですが、ブラバスはターボを大きくしたりECUに手を入れたり、新しいエキゾーストを与えるなどし550馬力だった馬力を700馬力にまで押し上げ0-100km/hの加速を4.4秒まで短縮させました。

ブラバス クラシック

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ブラバスは近年メルセデスの名車たちのレストアにも力を入れていて、この600は4000時間をかけてレストアされたモデルです。これからも色々な車のレストアなどを手がけていくようで新品のパーツなども用意していくとのことです。

ロールスロイス カリナン  オンラインプレミア

ロールスロイスにとって初のSUVモデルのカリナンが、5月10日にインターネットストリーミングでお披露目されます。

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日本だと来週木曜日の夜の8時ごろからの公開です。
ロールスロイスはカリナンをSUVとは呼ばず、HSVハイサイドビークル)と呼称するそうです。ロールスロイス カリナンは、世界的に注目を受けていることもあり、一般向けにオンライン・ストリーミングでライブ中継されます。中継は、ロールスロイスのグローバルウェブサイトおよびロールス・ロイス本国のソーシャルメディアチャネル(英語)で視聴できるそうです。

ブラバム BT62 公開

ブラバムは自社初のスーパーカーのBT64を公開しました。このモデルはサーキット走行専用で、マクラーレンセナGTRやフェラーリFXX-Kのようなモデルです。このBT64はブラバムのseturitu70年を記念して作られたモデルで、BT64には今まで培ってきたモータースポーツの技術がふんだんに使われています。

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ボディフレームやボディパネルなどはカーボンファイバー製で、972kgにまで軽量されています。搭載されるエンジンはブラバム製の5.4リッターV8エンジンでターボもハイブリッドシステムない自然吸気エンジンです。最高出力は700馬力となっていて、最大音量は98 dBとなっています。価格は£1ミリオン、日本円で約1億6千万円となっています。

RUF CTR 3 クラブスポーツ RMサザビーズ

今月モナコで開かれるRMサザビーズのオークションに7台しか生産されなかったRUF CTR3が出品されることがわかりました。 モナコで開催されるRMサザビーズにはすでにフェラーリワンオフモデルのフェラーリ セルジオが出品されることがすでに発表されていて、今回のRUF CTR3も同じく大きな目玉商品となります。

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このRUF CTR3 クラブスポーツは7台しか作られなかったモデルで、他のRUFスーパーカーとは違いポルシェ911がベースになっていないモデルでが、専用設計のシャーシはRUFとマルチマティックの共同で開発されました。マルチマティック社はフォードGTなどの設計を行った会社です。エンジンにはポルシェ911の3.8リッターフラット6エンジンが搭載され、KKKのターボを2機組み合わせ777馬力、980 Nmのトルクを発生させます。駆動系統は後輪駆動で、トランスミッションは6速のDCTクラッチを組み合わせています。車体はカーボンファイバー製で総重量は1,360kgとなっていて、最高時速は 370 km/hとなっています。

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インテリアはポルシェのステッチなどポルシェらしさや、カーボンファイバーのインテリアで仕上げられています。 販売当時の価格は9千980万円で今回のオークションでは予想落札価格を1億500万円から1億2千万になると見ています。



注目のオークションは5月12日に開かれます。

トヨタ ハイラックス ドリフトマシン

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この2001年式のトヨタ ハイラックスはオーストラリアのドリフターのNigel Petrie氏が作り上げたマシンで、一からドリフトマシンとして作り上げられました。

 

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一から作り上げられたということもあり、エンジンには日産シルビアなどに搭載されていた直列6気筒のSR20DETが搭載され、6速のシーケンシャルトランスミッションを組み合わせています。そして足回りは全てワンオフで、最低地上高が70mmというローダウン担っています。エンジンは360馬力にまでパワーアップされていてドリフトに必要な馬力とトルクを併せ持ったチューニングになっています。