ピレリ フェラーリ250GTO専用タイヤ ステルヴィオコルサ 開発
F1のタイヤメーカーで、スーパーカーのタイヤを手がけているピレリが最も価値のある車のフェラーリ250GTO専用タイヤのステルヴィオ コルサ を開発しました。元々ピレリはビンテージカー用に60年代70年代に使われていたタイヤを受注生産で現在も作っていましたが、ステルヴィオコルサはフェラーリ250GTO専用のタイヤになります。
このタイヤは1962年に発売された250GTOのタイヤのデザインそのままに現代の技術が入ったスペシャルタイヤになり、サイズは前215/70 R15 98W、後225/70 R15 100Wのみのサイズのみの生産になります。
この新設計のタイヤは当時のデザインそのままにグリップを向上させ、安全性と信頼性を高めた新開発のタイヤになります。価格は公表されてはいませんが、フェラーリ250GTO自体が30億以上もする世界で最も価値のある車ですので、タイヤもその価格にあった価格になるとみられます。
TVR グリフィス
マクラーレンF1やSLRマクラーレンを設計した名設計氏のゴードン・マレー氏が手がけたTVR復活第一弾となるブリティッシュスポーツカーのTVR グリフィスが公開されました。新生グリフィスにはゴードン・マレー氏が設計したiStreamシャシーが使用されていて、搭載されるエンジンは、フォード製のエンジンをコスワースによって専用チューニングされた5リッターV8自然吸気エンジンを搭載し、マニュアルトランスミッションを介して駆動力を伝えます。
グリフィスは6速MTの設定のみで、車重は1250kg、500馬力を発揮します。500台限定のローンチエディションは1300万円~ですが、すでに完売したと発表されています。
TVRのテクニカルディレクターのFrank Coppuck氏は、「グリフィスは他のスーパーカーとは違い、リアアンチロールバーが付いていません。これはトラクションを増やすことが主なメリットです。正しいサスペンションを設定さえすれば、アンチロールバーは必要ありません。」話しています。
501台目からの通常モデルのグリフィスは1000万前後となっています。まだ日本での正式発表はされていませんが、通常モデルの販売は行われるものと思われます。
ランボルギーニ アヴェンタドールSV後継車 イオタ
現在V12エンジンを搭載する希少なモデルであるランボルギーニ アヴェンタドールの特別モデルであるアヴェンタドールSVの後継車をテストしている所をスペインで目撃されました。このモデルは今年後半にデビューすると言われていて、ランボルギーニにとって伝説的な名前のイオタが名付けられるようです。
このイオタには、ウラカンペルフォルマンテに搭載された空力技術ALAや、アヴェンタドールSで搭載されていた後輪操舵を搭載するとみられ、搭載されるエンジンはダウンサイジングなどなく、現行のアヴェンタドールSに搭載されている、6.5リッターV12自然吸気エンジンで、最高出力はチェンテナリオ以上のパワーの800馬力になると予想されています。
ランボルギーニの歴代モデルで最もパワフルなモデルになるとみられているこのイオタは、年内の公開に向けて開発を進めているようです。
AMG G63 オンラインコンフィギュレーター
先日ジュネーブモーターショーで登場した新型のG63にオンラインコンフィギュレーター
がイギリスのメルセデスベンツオンラインサイトに登場しました。イギリスでは £140,520、日本円で2,100万円からとなっています。
この新型のGクラスは完全に新設計となっていて、AMGモデルのG63に搭載されるエンジンはAMG GT Rと共通の4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、0-100km/hの加速は4.5秒、最高速度は240km/hとなっています。
まだ日本のメルセデスベンツサイトではオンラインコンフィギュレーターは登場していませんが、まずイギリスのオンラインコンフィギュレーターで自身のG63を作ることができます。
オンラインコンフィギュレーターはこちらから
マクラーレン BP23 オーナー限定彫刻
マクラーレンが現在開発中のマクラーレンF1の後継モデルのマクラーレンのハイパーGTのBP23の106台のオーナーに贈られる彫刻が公開されました。
マクラーレンBP23は、マクラーレンF1と同じ2ドアの3シーターになることが判明していますが、この彫刻はコクピットの形を型どった彫刻でBP23スピードフォームと呼ばれています。
彫刻には全てシリアルナンバーが付いていて購入する事は出来ない貴重なものになっていて、すでに完売している世界に106人のオーナーに無料で贈られます。
サイズは400x205x80mmで、重量3.6kgと発表されています。
各パーツは最新の5軸CNCカッティング技術を使用して機械加工されていますが、一つ一つ手作業で作られていて、制作時間は一つにつき100時間以上掛けて制作されています。最高速度が391km/h以上と発表されているBP23は、P1と同じくハイブリッドパワートレインを採用し1000馬力以上となる見込みです。まだ正式名称は未発表ですが、スポーツシリーズや、スーパーシリーズとは異なり馬力を表したりすることはなく、アルティメットシリーズのようにSennaやP1などのような独自の名前がつけられるようです。
BP23は来年後半から生産を開始する見込みです。